某ハウスメーカーを筆頭にして、最近の塗装業界動向として
ハウスメーカーで建てられた住宅。
10年くらいをめどにリフォームの案内(点検商法)がきます。
無料にて、点検しますよと言い、
いわゆる、塗装営業の一種。
アフター営業とも称されます。
チェックシートに基づき、問題点(経年劣化)を指摘。
外壁塗装工事の必要性を写真撮影などから視覚的に述べ、
最終的には、経費がふんだんに盛り込まれた外壁塗装工事を
ご提案。 ハウスメーカーのリフォーム営業です。
一般的には、下請けの塗装業者へ流し、差額が利益。
その利益率は、最低40%以上。と言われております。
先日も、ハウスメーカー様と外壁塗装工事のアイミツになりましたが、
足場代だけで、かなりの金額を計上しておりました。
会社が大きいが為、経費がかかるのは致し方ありません。
問題は、そのあと。
「うちで、塗装しないと後の保証は一切致しません。。。」
そこに、一般の塗装工事のおける保証と躯体の保証とが
ごっちゃになり、家がダメになったときに見てもらえなくなるから
とかいいながら、割高なハウスメーカーに依頼してしまうそうです。
しかし、その保証というのは、中身は
塗装業界全体として、各社が保証している
「屋根・外壁における塗膜の剥離と急激な変退色」
いっていることは、同じなれど、会社の規模や知名度で
「安心料として経費が上乗せされた高い塗装工事を」選ばれるか
結局は、塗装業者へ流すのだろうから信頼できる塗装業者に直接依頼しようか?
最近、有名なハウスメーカー、やはり囲みこみを狙い、訴求に頑張っておられますが
一部ハウスメーカーを除いては、塗装業者様へそのシェアを食われているというのが
最近の塗装業界の動向です。
ハウスメーカーで建てた家だから、ハウスメーカーで外壁塗装工事を行うというのが
以前に比べ、だいぶ、その辺の認識が薄れてきました。
囲い込みに成功されておられるハウスメーカーは、ごく一部の有名どころですね。
塗装業界でいう、外壁塗装の安心って何なのか??再考していただきたいと思います。
保証の言葉に惑わされない知識をお客様各自がもっていただくことが、非常に大事です。
保険やが儲かるのは、この不安を安心料という高いお金で買っているからです。
保険やが儲かるという理屈は、保証に対し、免責を除く保険やの責任が、多額の
安心料より、少ないから、その差額で儲かるのです。