監督兼営業として約10年以上の豊富な塗装歴を持ちます。
ちなみに、僕は元々は某大手スーパーに勤務し、いろいろな人生を歩みながら
気がつくと。塗装に携わっておりました。
貧乏学生生活を都内江戸川区で新聞配達をしながら
専門学校に2年間いっていた時代もあります。
(新聞奨学生)
塗装やさんの前は、文房具をはじめとしたオフィスの商社でした。
ここでの経験や出会いがのちの塗装やへと。。
塗装のいろはも分からないときに、当時、元請けの現場監督兼営業として
当時、下請けの親方として、安部親方、ししくん、あくっちゃんと出会い
現場を通して立場は違えど、切磋琢磨しながら自分を磨いてきました。
すぐに施工管理の資格を目指し、なんとか二級建築施工管理技士(仕上げ)
に受かり、塗装技能士の勉強やその他関連資格を受けました
塗装の奥深さに、迷い、とまどいながらも、上質の仕事とお客様から選ばれる
信頼される塗装技術者へなりたいと努力を重ねてきました。
しかし、いつも感じていました。
現場の気持ちと管理側のズレ。。。
元請けサイドとしても多種多様な形態があります。
いわゆる営業会社。
社長以下従業員は営業もしくは事務。
下請け数社を使い、中間マージンの利にて商売。
結局、いい想いするのは元請け側
下請けがいつも値段をたたかれ、
だけど、仕事確保の為やむなく。。
そして、現場は考えます。。
生活の為に、なんとかしないと。。。
塗装に特化し現場がわかる元請けの監督はそう多くはないと思われます。。
ちなみに僕はというと、塗装工事に特化した監督でしたから
毎日、足場を登り、職人さんの仕事をみていて指示をだしていました。
いいところは褒めるし、感謝するし、
ダメなところは指摘するし、改善させるし
現場で職人と言い合いになったことも少なくはありません。。
よい仕事がしたいからにすぎません。
人によっては、嫌われたくないから何もいわないし
よいも悪いもわからない、気がつかない監督というか現場管理?巡回の営業が多いですが
職人によっては はい はい はいって
軽く聞き流していた輩もいましたが
まあ それもありだと思います。。
監督がついて その仕上がりでオッケーだして
僕が後で見てなんだこれは??
素人むきだしのこの仕上がりはとてもプロの仕事でないって
嘆いていたら案の定、お客様からクレームというか
反感を買って、工事中止、料金返納を言われたこともありますが
僕が、責任もってやり直しますからと
最終的に納得してもらったケースもあります。。
事務的に工事をこなせばよいという工事。。。
一般の素人の方に職人の仕事が駄目だしされてしまうその状況に
文句をいっている職人と、そんなに細かい人なんて聞いてないからと
平気でいう監督。。。
お客様をもっと大事に。。。
元請けからしたら、職人はただの作業員。。のような
「職人は、だから職人なんだ」という言葉を数回ききましたが
やはりショックでした
僕の父も元ブロック職人でしたから、少なからず尊敬していましたし
塗装工事における元請けの仕事としては、監理監督と仕事をとってくること。
実際、携わっていた僕がしてあげれたことは仕事は確かにとってきました。
しかし、本来、職人と元請け(管理)サイドはパートナーであるべきものが
見えない主従関係に包まれて何だか不自然な嫌悪感を抱いておりました。
監理もできるいい職人がいたら、正直、元請けなんていらないし、専属の営業なんて
必要ないっていうのが僕が感じていたことです。
いくら現場の職人がいい仕事をしようとその名声や見返りは元請けばかり。
職人の足跡はそこに残らず、元請けのいわば営業ばかりいい想い。
結局、いい想いするのは元請け側、
よくありがちな親子会社(親族会社)など
とくに露骨にで、血縁のつながりでいい想い。
現場サイドには恩恵はない。。。
いつか変えなきゃ、変わらなきゃ、、
いつか信頼できる仲間と力を合わせて、職人が笑顔で、その笑顔を護るために
そんなサポートがしたいと僕は想いました。
亡き父の葬式にも、真実を誰も信じてもらえなかった僕にいつも優しく、手をさしのべてくれた
安部親方。。。生前の父もお世話になっていた模様で、、、、、
僕は、、かねてからお世話になっている親方に恩返しできるチャンスと想い、
安部親方とその弟子でやはり信頼のおけるししくんやあくっちゃんが僕に力を貸してくれました
また、彼らもそんな僕を信じてくれた。。
仕事で世間にわかってもらうために皆で、小さな塗装会社「マジック・デコレーション」を
立ち上げました。。
当時、僕と親方で結構な口コミや職人指名を受けていた時代が懐かしい限りで
4年前に親方が、やめてからはそれは想い出にしか。。
いわゆる職人指名というものさえ、なくなってしまいました。
僕も、その親方以下皆の塗装の腕と、おごりのない謙虚な姿勢と
心優しい人柄のファンでもありました。
当時から、この人達はちょっと違うと一目置いておりました。
また、一緒に仕事できたら。。。
そして、運命の歯車が。。。
それからというもの、僕の夢だった現場体制とこだわりたかった仕事。。
護りたかった、大切にしたかったお客様の笑顔、現場の笑顔。。。
夢を叶える為、僕が感じていた「ズレ」の答えを今に見出しました
みんなで一緒によくなろうっていうスローガンに現場の皆も僕の考えに共感してくれました
僕は現場の気持ち、想いが痛いほどよくわかります、、
だから
僕は、この大切な皆が笑顔で安心して仕事できるようにサポートすること。
職人の皆が主役になれるようなそんな会社を親方や皆の力を得て実現へ。。
元請けとしての監督兼営業の豊富な経験は今にいかされ、あの時、独自で考えていた
夢の塗装店への夢。。
現場の実際と満たされない想い
これは絶対、僕がなんとかしなきゃと使命に燃えていました。。
ダイビングでいうなれば この仲間は「素晴らしきバディ」
けして、なれあいでないこの絆。
ライバルであり仲間であり、みんなが想いあえるような
その想いの集まりが「?マジック・デコレーション」です。
よそでいういい仕事と僕達がいういい仕事は、
たぶん意味合いが違います。。
この住宅の塗装という仕事は、一般のお客様がみて、きれいという仕事でも僕がみたら
これは。。。と想うような施工邸多々あります。。
もちろん。この会社は丁寧だなとかあります。。
職人といわれて、お客様が想われている方も実際はただの作業員だったり。。。
塗り回数をごまかしたり、
塗料の塗布量(使用缶数)が満たしてなかったり、
木部保護材など、どれも一緒と思われているお客様に対し
安い(保護材)をほどこしたり
いわゆる突貫工事をせしたり
水分含んでいるのに塗装していたり
ひどいものは、クリアーは最低2回塗という常識さえ
知らなかったと。。
1回しか塗らなかった。。
それも笑いながら
それも僕が指摘して(元来、2回塗のクリアーの艶がないことに気が付き)
塗装歴10年くらいの親方の立場の人間が言うのですから。。
それを、職人と僕は呼びません。。
結構、住宅街の塗装現場なんてものはいいかげんなもので
そのいいかげんなことも廻りの方は知らないこともあるようで
丁寧と思っていたり、
ただ単に、おしゃべりが多いことや作業開始時間が遅い、
仕事が遅いことでゆっくりの現場をお客様は丁寧だからと
誤解していることも多々あったり。。。
現場管理と称し、知識もない営業もどきが現場に来て
おしゃべりして帰るみたいな
管理者を謡いながら、実際はまったくの素人のような
現場を知らない人がカタログ表記をあたかもわかっているような
ことをお客様に自信げにいうような。。。
現場管理といえるような管理というか不適任者がただ現場に顔をだしている
なにかあると現場の職人のせいにして自分は悪くないと逃げる監督に
だれがそんな監督を職人が共感しましょうか?
僕の中で、職人はただでさえ現場作業に手いっぱいですから
現場で起こりうるさまざまなトラブルはすべて監督の責任。
現場の職人をかばうくらいの気概がないと監督とはいいません。。。
職人が監督を想ってくれる、、そんな現場って素敵じゃないですか??
そんないいかげんなこととは一切無縁な
互いの信頼感、培ってきた絆、相手を思いやる伝わる気持ち
現場は運命共同体みたいなものです。。
皆に護られながら、僕も皆を護りたい。。
照れくさいけど、、このかけがえのない仲間が大好きなんですよね。。。。
恩返し。。僕はただ、、そう想う。。。(笑)
現場の気持ちを大事にする、職人を大事にしてくれる会社だって世の中たくさんあります
僕も見習うべきであり、その姿勢に日々勉強です。。
(監督談。。。)